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■開発目的 |
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鉄鋼・非鉄金属等の製造ラインにおいて、上位コンピューター又はオペレータコ ンソールからのデータ信号により、製品・半製品に非接触でドット印字すること
を目的に開発された装置
マーキング原理
印字ヘッドは7本又は16本の高速磁弁から構成。マーキングノズルを1列に並べ、非接触で被マーキング材料に添って印字ヘッドが移動。又は、印字ヘッドを
固定し、被マーキング材料を移動させ、ドットの集合体で文字、記号等が作られる。個々の高速電磁弁は移動中のタイミング信号によって開閉し、ノズルから塗
料を噴射することによって印字する。 |
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■システム構成 |
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1)印字ヘッドユニット |
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塗料に圧力をかけた状態で電磁弁を開閉し、ノズルから塗料を噴射。電磁弁は強磁性体の可動鉄芯に固定されているので、ソレノイドに通電すると、可動鉄芯が磁力で吸引されてバルブが開き、通電を止めるとバネの力でバルブが閉まる機構。 |
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2)塗料加圧ユニット |
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塗料を印字ヘッドユニットに供給する装置。このユニットはエアー圧力により、特殊なポンプを作動させて、印字に必要な圧力まで塗料を加圧し、印字ヘッドに圧送する。 |
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3)制御ユニット |
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制御盤・パソコン・ヘッド駆動機構・機側操作盤から構成。 |
パソコン |
上位よりマーキング情報を受信し、制御盤に移動指令を出力。印字 ヘッドにマーキング信号を出力させる |
制御盤 |
シーケンサ等が収納され、パソコン盤からの移動指令を受け、ヘッド駆動装置のモーター類を駆動させる |
機側操作盤 |
製造ラインの近くに設置し、印字を開始させるためのスイッチ類、手動によるメンテナンス用スイッチ等で構成 |
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■印字方式 |
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ドットマーキング方式 |
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■ドット(径) |
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Ф3mm〜Ф1.5mm |
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■ドット(ピッチ) |
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縦/約2.2mm〜4mm 横/約3mm〜4mm |
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ドット数
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文字の大きさ
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文字間隔
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小文字 |
7×5 |
21×15 |
0+6 |
大文字 |
16×14 |
48×42 |
0+6 |
特殊文字 |
16×21 |
48×63 |
18+15 |
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■文字の種類 |
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a. |
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数字(大文字、小文字)0〜9
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10種類
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b. |
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英字(大文字、小文字)A〜Z |
26種類
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c. |
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特殊記号(大文字9種、小文字14種) |
23種類
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d. |
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特殊大文字 |
7種類
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■印字機能 |
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全角印字、反転倒立印字、逆方向印字 |
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■塗料色 |
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白色 常温〜40度
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マーキング時代における塗料の役割は、印字品質を保つばかりでなく、信頼性を高めるうえで重要な役目を持っています。
当社では各用途の合わせて、顔料系塗料を多数用意しておりますのであらゆる条件に対応できます。(無公害のアルコールをベースとしています) |
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■本装置の機能 |
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a. |
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メッセージ作成&印字機能 |
b. |
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動作チェック機能 |
c. |
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モニタ機能(装置関係の異常) |
d. |
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データ・ロッキング機能(CRT画面表示のみ) |
e. |
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故障履歴・ロッキング機能(CRT画面表示のみ) |
f. |
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搬送装置とのインターロック機能 |
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■動力源 |
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a. |
供給電源 |
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AC220V 4KVA |
制御電源 |
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AC110V |
モータ用電源 |
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AC220V |
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b. |
※各仕様に異なります |
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■特徴 |
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a. |
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印字ノズル先端とマーキング面との印字距離は30mmまで対応可能です。 |
b. |
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エンコーダーからの信号により、ラインスピードが変化しても常に安定した文字を印字することが出来ます。 |
c. |
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印字ヘッド内に洗浄機構を有しているため、ノズルが詰まることはありません。 |
d. |
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電磁弁の本数を増やすことによって英数字だけではなく、特殊記号、特殊マークの文字を簡単に印字することが出来ます。(標準は7ドットと16ドットの仕様ですが、標準仕様以外の特注にも対応できます。) |
e. |
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コントローラーからの信号で、塗料の吐出量調整が可能です。 |
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■経済性 |
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労働コスト・品質管理の節約等、信頼性も高くまた、塗料消費量が少ないため従来の方法に比べ生産性を向上することが出来ます。
1ドットあたりの塗料消費量は約2×10-4cc/ドットです。
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